ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
正直、脳がただれたタイトルだなぁと思った。
で、ただれてるのは主人公かなあ。と思ってたら、
ヒロイン役のほうが駄目な人だった。
毎回主人公に向かって「その子は駄目だ。かわいいかもしれないけど、将来君は不幸になりそうな人材だ。」とつぶやくのに、
どんどんヒロインに惹かれる主人公。
最後のあたりにはちゃかりカップルになっている。
…が。
いじめとかを受けてる訳でもないのに登校拒否。
オフ会で「学校ではハンドル名で呼ばないように。」とさんざん言われたのに
まるで聞く耳ももたないかわいそうな記憶力。
オフラインなのにハンドル名(ルシアン)と呼ばれ、「私の旦那様です」とか平然といわれる主人公、なぜキレない。
しかもゲーム世界で有能ならまだしも、正直無能状態。
最初に出会ったルシアンにちょっとゲームの手ほどきを受けたとたんストーカー化。
ついでに、「学校なんていかなくてもルシアンに養ってもらうからいいんです」…高校生女子の言う言葉ではない。つか、「養われるの」前提かよ!!
とまあ、あれだ。主人公の良識的行動にオアシスを見いだすものの、
ヒロインだけはどーしても気に入らない。
正直主人公を毛嫌いしてるフリをしてる豚…いや、シュヴァインな瀬川さんの方がよほどいい。つか、このふたり結構いいコンビだ。
なのに、主人公はヒロインが好きである。
もうほんとになんだか一途に好きになっている。
だから、主人公の周りに女の子が集まってきててもなんだかほかのハーレムものとは様子がちがう感じである。キリトくんみたいなものか。(キリトくんはまあ、面倒見がいい上に有能だから女の子の人数も好かれ度合いも半端ないけどさ)
それでもアニメの最終回まで見て、なんとなくすっきりしているのは、
ヒロインが少しずつではあるけれども現実世界の生活をがんばり始めたからではないかと思う。
…主人公、西村英騎の困難はまだまだ続くらしい。まぁ本人幸せそうだからいいか…。
文豪ストレイドッグス
文豪と同じ名前のキャラが、その名前の文豪が書いた作品のリンクした異能を使っていろいろとやる世界。
いろいろ、ってことだからまぁ正義の味方も悪い人もたんまりいるのだけど、
梶井基次郎がポートマフィア?だっけ?にいたのはめっちゃ受けた。
いやーだってさー。
丸善さんは許した上でなんかいろいろ商業的利用してるからまあいいけどさ、
(檸檬な万年筆とか限定で出してるし)
書店(丸善)の本を適当に積み上げて、その上にレモンを置いて逃げるやつなんざ迷惑千万。
その積み上げられた書籍、誰がなおすと思ってんだ(怒)しかもレモン。
とか考えてた人物だったので、「あ〜悪者がしっくりくるよね〜」と思った(笑)
芥川さんもまたしかり。だから、太宰さんが探偵側にいるってことで腑に落ちなかったんだけど、「元マフィア」だったんなら、納得。コンビ中原中也。ってのもあれだ。自分的にはちょっとうけてる。
どんなふうになってるんだろうなーと思ったんだけど、
要所要所のギャグはいいテンポだと思ったし、虎、かっこいいし(笑)
太宰おかしい(笑)ていうか本人は自分の自殺回数をこんな風にちゃかされるとは思ってもなかっただろうなぁ…。
物語も面白いし、テンポもいいんだけど、
携帯もってる時代のはずだし街並は現代の横浜なのに、
なぜか黒電話とか、あの服装とか、ちょっと時代感がぐっちゃぐちゃ。
原作もああなんだろうか。
それともボンズさんが好きな戦前っぽい雰囲気があるから、アレンジなのかなぁ?
そういえば桜木町駅近くに「帝国探偵社」っていう看板のある古い洋風のビルがあって、古くからある事務所っぽくて電車の窓から見かけるたびにどきどきしてた。今もあるかな?
ラストにラスボスっぽい森鴎外さんが出てきたので多分続編があるんじゃないかと思ってる。ぶっちゃけ、続き、見たい。
ゴールデンタイム
友人が「俺はもうすっかり涙腺が弱くなってしまった…」とTELにてつぶやいてたのがこの作品。
そういうわけで、見てみました。
「四月は君の嘘」「あの花の名前を僕たちはまだ知らない」系ジャンルって言えばいいんでしょうかね、最近ちょくちょくみかける実写でやってもよさげアニメ。
大学生の生活と、記憶喪失の主人公、それとかなり極端な性格のヒロイン。とりまく友人。
主人公が記憶を失う前に好きだったクラスメイトの女の子(大学の先輩になってた)
その彼女を想う主人公の友人…と、
主人公が記憶を失ってなかったら、一般的に大学生活で起こりうる物語なんじゃないかなと、ちらっと思った。
たるみなし、人間関係もおもしろい。
ただ、キャラデザが……。
…
…いや、キャラデザ自体は可愛くていいんだけど。
いいんだけど、主人公の万里が私には「ソード・アート・オンライン」のキリト君に見えて、万里の馬鹿っぷりだとか駄目っぷりだとか阿呆っぷりだとかが見えるたびに
「キリト君がこわれ……!!!」と、脳内で叫ぶ自分が……。
(香子といちゃついてるのは別に問題なかった模様)
というわけで、もしや小説挿絵が同じ人?と、あわてて確認すると、
かなり小説挿絵の方とはアニメの方はデザインかわってるんですね…。
香子ちゃんのほうは回が進んでくたびに最初の強烈さがなくなって
普通にかわいい女の子になってってて、光央と両思いだったらやっぱり可愛かったんだろうか、いや多分それはなさそうだな…と考えを巡らせてみたり。
とかいいつつ私のお気に入りは、ダントツで「二次元」くん。まぁ眼鏡だし。それに最初からいい人。「みんなで集まって話し合わないとこのままじゃ疎遠になる!!」と気まずくなって会わなくなった友人たちとの会合を提案したり物理的に行動したりと、
最後まで万里が宗教団体から救ってくれた恩を忘れずに、以前の記憶を取り戻したと同時に大学生活の記憶をなくしてしまった万里の事をあきらめないで暗躍してたり。
なにより自分から「二次元君でいい!」とか宣言した上その後それで呼ばれても大丈夫なメンタル。すっごいいい人。二次元オンリーなんて実にもったいない。
次点は加賀さんちのお父さん。…すごいよね、あの父。最初に万里と警察署で会った時なんか「これ以上被害者を増やすな」とかって香子が万里に会うのをとがめたり。(親、わかってたのか…とちょっと安心してた(笑)
香子が自損事故を起こした時も、娘がぶっとぶくらいの平手打ちをくらわせたものの、その後すべての事後処理をきちんとしてたり。なんというか、香子の性格から放任なのかなーとか思っててほんとすんません。弁護士丸投げとかやると思ってて申し訳ありません。でもさ、香子の極端な性格、あれは絶対……店父親似ですよね……?
そんな加賀父に懐きまくってた加賀家の猫、もっふもふでまるくてめっちゃ気持ち良さそうだった…。いいなー父。
ずっと多田万里が陸上部ってことになんか意味あるのかなー。適当に所属言ってるだけかなーとか思ってたら、最終回でそれが爆発して、「をを!素敵伏線!!」とちょっと感動しちゃいました。
その後、多田家で万里が全告白してたDVDを両親+万里+香子で見てたけど。あれだ。恥ずかしくてもう。親と一緒にエロシーン見てるような?そんな感じがね〜〜〜…(遠い目)。よく平気だな万里。あぁでも、こういう性格だから香子と上手くいってるのかもしれない……。
気になるのは「おまけん」の部長がリンダを好きだっただろうに、その後どうなったか、ってことと、
蓬莱橋のたもとに停車っぱなしだったタクシーはどうなったかってことかなー。
多田家まで乗っていったんだろうか。
ただ、少女漫画に慣れすぎてる自分なため、冒頭三作について、
目新しさがまるで感じないんですよねぇ…。
「どっかで読んだような話だなー」で見ちゃうのは損だよなーと思うんだけど。でも自分内ではこういった物語って「よくある話系になっちゃってるあたり、婆って奴はつまんないぜ…。
(とか言いながら感想がどろどろ出てくるんだから、かなり面白く見てるっぽい。)
いまwikiをさくっとみたら、なんか別メディアで二次元君のお姉さんが強烈だったり、彼が女の子にプロポーズしてるらしいと判明して「をを…!!」と思った。
二次元くん、ちゃんとやるこたやってんだな(涙)がんばれ〜。
ところでもうずーっとずーっと行ってみたかった蓬莱橋、
これで聖地巡礼の人が増えてさらに訪れづらくなったりしてませんように…。
虹色デイズ
いきなりモニタが映像を映し出さなくなったため
ここ2日ほどテンパりつつも復旧作業をしておりました。
あきらめて修理に出そうとしてmacminiをひっくり返して
埃とかとった後に往生際わるくケーブル差し込んで最終確認したら
何事もなかったかのように復旧……。
埃か。それとも「macminiってこうやって簡単にひっくり返せたりするのがめっちゃかわいいよなー」とか思ったのが原因か。
…すみません。古くからのユーザーなのでmacは褒めたり好意を持って接したりすると機嫌良く仕事をしてくれると思っております。
(そしてそういう目に何度もあった…)←悪口いうとすねるよ?ほんとだよ?
さて。
すみません。次でネタバレかまします。
なんだよ、結局両片思いじゃん!!!
いやー。もう、主人公が純真で心の中で
いや、もっとがんばれ。いけるから!!と、何度握り拳ったことか。
んでも微妙に心が近づいてく感じが好きでした。
それと
友人の赤い髪の兄妹。
そうか、君らはDNAとしてちょっと変わった指向の持ち主なんだ!
つか、ぶっちゃけマゾ兄妹!!
男の人からみてかわいいと思うかもしれないけど
冷静に女側からすると
ツンデレなんて迷惑とか面倒くさいとしか感じられないのに、
あの子、ブラコン+マイノリティ+ツン(デレはない。まるでない。)だよ?
やっぱマゾだよね…。
で、友人づきあいするにしても小早川さんがいればそれだけでいい。ほかはどうでも。とかいうスタート(から大分そのまま)だってのに
友人づきあいできてたコスプレの子、めっちゃいい子じゃん…と私は思ったのですが。ヲタだからヲタ押しなのかはわかんないけど。
ショートアニメなのにショートなかんじがしなかったのは
いろいろ詰め込んでたからですかね。
そして自分。いいかげんキャラの名前で表現しろよ…(汗)
キズナイーバー
実は。見る前に
「キズナって…これ、もしやみんなでつながって悪い宇宙人だかロボットだかを倒しましょう系?(汗)」とかそこはかとなく考えてマシタ。ごめんなさい。
発想も想像力も貧困でした。
みんなの傷をつなげて無理矢理コミュニケーションさせるというあたり、
正直もう最初から最後まで痛い。もうやめてあげてといわんばかりに
精神攻撃。キャラかわいそうすぎる。ひどすぎる。
しかもそれで得られるものが友達だけだったりするから
第三者の目からみると気の毒すぎる。
特にほのかちゃん。えぐられまくり。
これでのりちゃんと仲良くなれたらほのかちゃんには天使称号与えちゃうよ…。
幼なじみをずっと好きだった千鳥ちゃんはさくっとふられちゃってるし。
でも、なんか次は発生してるかんじだし?。
カップルも誕生してることだし?。
嵐来たりて地面固まった。的な?
でも、この物語を収束したのは多分主人公じゃなくて
にこちゃんだと思う。
あの容姿からは考えつかないけれどもあの子がいろいろ考えて
言って、行動したから主人公も正しい?方向に動く事ができたんだろうし、
主人公の幼なじみの恋心だってなんか救われてるし。
多分、頭よすぎてまわりの顔色伺いすぎて突飛な不思議ちゃんやってたんだろうなぁ。もったいない。
そんなこんなだけど、
とりあえず最初から最後のほうまで「痛みなんて感じないし」とかぼーっと生きてた主人公も本当の最後にはちゃんと行動できたので、よかったー。
これ、1話が驚く程速く終わっちゃう感じで、
怒濤疾風的な勢いと流れで物語が展開して……というか、
とても面白かった。
体感的に「え?もう?」って思った作品って珍しい。
暗殺教室
いつも書店であの表紙が気になってはいたのですが、
シーズン1を見たときに「こうきたか〜」と感心しきり。
黄色い触手生物、けっこうイイ!
つか、ちゃんと押さえるとこ押さえてて感動モノじゃん!?
というわけでシーズン2も楽しみに見たんですが
なんなんだよなんなんだよ、もう、最終回前3話くらいは
「ながら視聴」専門のはずが、全然!目が離せない。
つか、ティッシュの箱から離れられないというね…もうね…。
殺先生のもとの姿がかっこよかろうと、
最後の表情を見てると「いや、こっちのこの人のほうが素敵だよ…」
とか思えてしまう。
(まぁ、好きな事やりまくってたから幸せだっただろうし…)
でも正直、ギリギリまで『殺せんせー、死なない方向でなんとか…』とか
往生際悪く見てました。
あの最後がいちばんいいと思うのに、なんかで復活してくんないかなーとか
こっそり思ってマシタ。覚悟できてないよなぁ。オトナなのに。
渚くんの選んだ職業は、最初は「まぁ、それもありだよなー」程度にしか考えてなかったけど、最後の生徒とのやりとりで「あ。適職かも。」と思ってしまった…(笑)
教師もほんと大変だよね…。
教師といえば、烏丸先生とビッチ先生がうまくいったのもうれしい限り。
関係性はあまりかわってないような気もするけど、
ビッチ先生が「あなた〜」と言ったひとことで、なんかすべての鬱憤が晴れたというか、どんな夫婦生活送ってんだろう。烏丸さんは、どんな表情してんのかなあ。
と、めっちゃゲスの勘ぐりしまくりです。鬱憤は晴れたが煩悩は膨らんだという…
いや…だって…楽しそうなんだもん。
ところで。
学園長先生が速水さんだったため、どこでどんな変態行為がでるんだろうと
ガクブル(いや、ワクテカか?)してたんですが、
普通に行き過ぎた悪人状態で最後には常識の範疇におさまって、
安心するやら物足りないやら。
でも、まぁ、………普通の人ではなかったよな……(笑)さすが速水ブランド。