文豪ストレイドッグス
文豪と同じ名前のキャラが、その名前の文豪が書いた作品のリンクした異能を使っていろいろとやる世界。
いろいろ、ってことだからまぁ正義の味方も悪い人もたんまりいるのだけど、
梶井基次郎がポートマフィア?だっけ?にいたのはめっちゃ受けた。
いやーだってさー。
丸善さんは許した上でなんかいろいろ商業的利用してるからまあいいけどさ、
(檸檬な万年筆とか限定で出してるし)
書店(丸善)の本を適当に積み上げて、その上にレモンを置いて逃げるやつなんざ迷惑千万。
その積み上げられた書籍、誰がなおすと思ってんだ(怒)しかもレモン。
とか考えてた人物だったので、「あ〜悪者がしっくりくるよね〜」と思った(笑)
芥川さんもまたしかり。だから、太宰さんが探偵側にいるってことで腑に落ちなかったんだけど、「元マフィア」だったんなら、納得。コンビ中原中也。ってのもあれだ。自分的にはちょっとうけてる。
どんなふうになってるんだろうなーと思ったんだけど、
要所要所のギャグはいいテンポだと思ったし、虎、かっこいいし(笑)
太宰おかしい(笑)ていうか本人は自分の自殺回数をこんな風にちゃかされるとは思ってもなかっただろうなぁ…。
物語も面白いし、テンポもいいんだけど、
携帯もってる時代のはずだし街並は現代の横浜なのに、
なぜか黒電話とか、あの服装とか、ちょっと時代感がぐっちゃぐちゃ。
原作もああなんだろうか。
それともボンズさんが好きな戦前っぽい雰囲気があるから、アレンジなのかなぁ?
そういえば桜木町駅近くに「帝国探偵社」っていう看板のある古い洋風のビルがあって、古くからある事務所っぽくて電車の窓から見かけるたびにどきどきしてた。今もあるかな?
ラストにラスボスっぽい森鴎外さんが出てきたので多分続編があるんじゃないかと思ってる。ぶっちゃけ、続き、見たい。