うしおととら
仕事中。大量のスキャン原稿と格闘しながら見たところ、
ぼろぼろ涙流しながら黙々とスキャニングする気持ちの悪い人間が出来上がりましたとさ…。
もともと大好きな漫画で、ほんとに「なんでいまごろ?」と思いながら見たんですけど、いやー、あの 熱さが原作まんまで嬉しい限り。
ただ、あれだ。1部の終盤、つめこんだ感のある単作だとか2部がはしょりすぎて
あれ?かなり抜けてね?感満載だわで、バランス悪いというか…。
だったら1部のコメディ単作はとっぱらって、2部のほうのかーちゃんの話とか、もっとこう詰め込んでほしかったかな、と思ったんだけど、
多分これはオトナの都合なんだろうなーと思ったので、オトナな自分はここで口を閉じます。(だって多分一番悔しいのは制作スタッフだろうと思うし…)
オープニングの音楽は、1部のもよかったけど2部のが好きかな。怖いとことか熱い、いや暑苦しいところとか、なんかめっちゃ表現できてて好きだー。
声も、特に白面の声がいい感じに怖かった。というか、
最後の最後、「私があんたの名前つけたげるよ!しろ!!」とかスキャニングしながら叫びそうになったオトナがいました…。あの声は反則だ……。
(「しろ」ってなんだ。「とら」だから「しろ」か。ネコじゃねーってばよ…。安直すぎて自分のネーミングセンスに泣けてくる…。)
岩とか土とか見たら、「これ、妖怪でできてるのかな…」とか考えそうになってるよ…。
原作で物語は知ってたので、そこらへんについてはなんとなく
いまさら感想がいいづらい状態なんで、こんなかんじで…。
あっ。
あの原作でもアニメでも使ってる「うしおととら」のタイトルロゴ。あれ、デザインした人も書いたひとも凄いとおもう。
あんな感じの文字ってなかなか使われてなかった時代にあれを起用したのって英断なような。でも、物語や絵柄の熱さ考えるとあれしかなかったのかもしれないけど。
ロゴタイプ、かっこいいでも素敵でもなく「凄い」ってずっと思ってます。