月がきれい
タイトルとタッチから想像してた通りの内容&クオリティ。
良い意味で。
どちらかというとおとなしめな中学生男女の恋愛を丁寧に描いていて、眼が離せなくなる。
自分自身の中学生時代を思い出して、そういえば走るのが速い子ってモテてたっけなあ。とか、やたらと教室のうしろでプロレス業かけてた男子、いたよなあとか。
まわりの友人たちも、なんだかんだでいい子ばっかりだし。ひとりぐらいひねくれてるのがまざってるもんじゃない?と、見ながら心配してみたり。でもあれだ。「貧乏神」だけは駄目だ。彼女、とっとと逃げろ。つか、ホテル代出す前に別れろ。逃げろ。そいつはろくな男に育たないと断言する!!
本編は中学生で終了してるけれど、
多分このふたりにとってのメインはそこからのはず。
正直、中学生以降の物語を見たい。だって、あれだけていねいに描かれてるんだから、きっと面白いはず!!
しかし、あれだけ川越推しってすごいよなあ。
川越、他作品でも舞台になってたりして、ずるい(…と横浜市民が言うなと言われそうだけど、なんか丁寧な描かれ方してて羨ましい…)
川越祭り、ちょっと行きたくなったし。
安曇くんも茜ちゃんもまあ当たり前なんだけど子供で、
でも特に安曇くんは祭り関係の知り合いが彼の成長にとてつもなく貢献してて見ていてほっとする。
茜ちゃんは、お姉ちゃんかなあ。わたし、あのお姉ちゃん結構好きだ。
でも、本名で小説サイトにアップすんなよ、あんな実名で。と、めっちゃ突っ込む。
あの後高校生活にどう影響したのか、聞きたくてしょうがない。