まかほい!

つれづれらくがき。ほかArchimedes & Co.のサークル情報。アニメの感想やメモは、腐っていたりいなかったり。どっちにしても女視点。おっさんと眼鏡萌え。

ゴールデンタイム

友人が「俺はもうすっかり涙腺が弱くなってしまった…」とTELにてつぶやいてたのがこの作品。

そういうわけで、見てみました。

 

四月は君の嘘」「あの花の名前を僕たちはまだ知らない」系ジャンルって言えばいいんでしょうかね、最近ちょくちょくみかける実写でやってもよさげアニメ。

大学生の生活と、記憶喪失の主人公、それとかなり極端な性格のヒロイン。とりまく友人。

主人公が記憶を失う前に好きだったクラスメイトの女の子(大学の先輩になってた)

その彼女を想う主人公の友人…と、

主人公が記憶を失ってなかったら、一般的に大学生活で起こりうる物語なんじゃないかなとちらっと思った。

たるみなし、人間関係もおもしろい。

ただ、キャラデザが……。

…いや、キャラデザ自体は可愛くていいんだけど。

いいんだけど、主人公の万里が私には「ソード・アート・オンライン」のキリト君に見えて、万里の馬鹿っぷりだとか駄目っぷりだとか阿呆っぷりだとかが見えるたびに

「キリト君がこわれ……!!!」と、脳内で叫ぶ自分が……。

(香子といちゃついてるのは別に問題なかった模様)

というわけで、もしや小説挿絵が同じ人?と、あわてて確認すると、

かなり小説挿絵の方とはアニメの方はデザインかわってるんですね…。

 

香子ちゃんのほうは回が進んでくたびに最初の強烈さがなくなって

普通にかわいい女の子になってってて、光央と両思いだったらやっぱり可愛かったんだろうか、いや多分それはなさそうだな…と考えを巡らせてみたり。

 

とかいいつつ私のお気に入りは、ダントツで「二次元」くん。まぁ眼鏡だし。それに最初からいい人。「みんなで集まって話し合わないとこのままじゃ疎遠になる!!」と気まずくなって会わなくなった友人たちとの会合を提案したり物理的に行動したりと、

最後まで万里が宗教団体から救ってくれた恩を忘れずに、以前の記憶を取り戻したと同時に大学生活の記憶をなくしてしまった万里の事をあきらめないで暗躍してたり。

なにより自分から「二次元君でいい!」とか宣言した上その後それで呼ばれても大丈夫なメンタル。すっごいいい人。二次元オンリーなんて実にもったいない。

次点は加賀さんちのお父さん。…すごいよね、あの父。最初に万里と警察署で会った時なんか「これ以上被害者を増やすな」とかって香子が万里に会うのをとがめたり。(親、わかってたのか…とちょっと安心してた(笑)

香子が自損事故を起こした時も、娘がぶっとぶくらいの平手打ちをくらわせたものの、その後すべての事後処理をきちんとしてたり。なんというか、香子の性格から放任なのかなーとか思っててほんとすんません。弁護士丸投げとかやると思ってて申し訳ありません。でもさ、香子の極端な性格、あれは絶対……店父親似ですよね……?

そんな加賀父に懐きまくってた加賀家の猫、もっふもふでまるくてめっちゃ気持ち良さそうだった…。いいなー父。

 

ずっと多田万里が陸上部ってことになんか意味あるのかなー。適当に所属言ってるだけかなーとか思ってたら、最終回でそれが爆発して、「をを!素敵伏線!!」とちょっと感動しちゃいました。

 

その後、多田家で万里が全告白してたDVDを両親+万里+香子で見てたけど。あれだ。恥ずかしくてもう。親と一緒にエロシーン見てるような?そんな感じがね〜〜〜…(遠い目)。よく平気だな万里。あぁでも、こういう性格だから香子と上手くいってるのかもしれない……。

 

気になるのは「おまけん」の部長がリンダを好きだっただろうに、その後どうなったか、ってことと、

蓬莱橋のたもとに停車っぱなしだったタクシーはどうなったかってことかなー。

多田家まで乗っていったんだろうか。

 

 

ただ、少女漫画に慣れすぎてる自分なため、冒頭三作について、

目新しさがまるで感じないんですよねぇ…。

「どっかで読んだような話だなー」で見ちゃうのは損だよなーと思うんだけど。でも自分内ではこういった物語って「よくある話系になっちゃってるあたり、婆って奴はつまんないぜ…。

(とか言いながら感想がどろどろ出てくるんだから、かなり面白く見てるっぽい。)

 

いまwikiをさくっとみたら、なんか別メディアで二次元君のお姉さんが強烈だったり、彼が女の子にプロポーズしてるらしいと判明して「をを…!!」と思った。

二次元くん、ちゃんとやるこたやってんだな(涙)がんばれ〜。

 

 

ところでもうずーっとずーっと行ってみたかった蓬莱橋

これで聖地巡礼の人が増えてさらに訪れづらくなったりしてませんように…。