アナログチキンレース
烏口研ぎの昨夜の事を話すと、宿六に
「…をを、アナログチキンレースやってんだねぇ」と言われた……。
チキンレース?なんじゃそりゃ。ときいてみると、
コミケカタログのレポートのところにお仲間がたくさんいらっしゃるようで。
そうだよね。
ペン先が紙をすべるあの感覚、烏口が紙を切る様に墨をおいていくあの感じ。
デジタルでは味わえないんだよね。
(これでも仕事は、ばりばりデジタル。年季だけは自慢できるぜ。※年季だけ。)
そういえば最近新しい漢字を書ける様になったりしているのは
イタリア語の単語を覚える際に手書きしてるからだということに気づきました。
入力ばっかりしてる時は忘れる一報だったのに。
アメリカとかではすでに筆記体が読めない人が多いとか。…綺麗なのにね、筆記体。
でも、日本の行書・草書体も読みづらいからどっこいどっこいってことなのかなあ?
なににせよ、アナログの身体にじわじわたたきこむ、というか刻み込んでくかんじは
嫌いじゃないです。
…習得するのに時間はかかるけど、だけど泡沫のようにぱっときえたりもしない技術って、いいよなーと思うのです。